バカ夫婦

東京の片隅に暮らすアラフィフ子無し夫婦(ハゲとドジ)のどうでもいい話

夏コミの弁明と、冬コミ申込

こんにちは。どじ山です。

 

いきなりですけど、清水義範の小説『深夜の弁明』をご存知でしょうか。主人公の小説家が、自分がなぜ締め切りまでに原稿を書くことができなかったのか、その理由を説明する手紙という体の小説です。だいぶ昔に読んだので細かいディテールは忘れてしまいましたが、おそらく、その弁明を書く文字量は、依頼されていた原稿の文字量と同等かそれ以上だったように思います。

 

何が言いたいかというと、要は今回、コミケの新刊を落としたのです。


コミケ当選2回目。次はバンデシネについて調べるのだ! という勢いは、最初はありました。何冊も資料となりそうな本を取り寄せたり、「ポップテクストの力」というシンポジウムを聞きに東京国際交流館江東区青海)に話を聞きにいったりもしましたよ。

 

petiteleph.hatenablog.com

 

しかしです。そんな矢先、ずーっと申し込みをし続けてきた都営住宅に、めでたく当たったのです❗

 

説明会で書類をもらったのが3月末。部屋をみれるのは一度だけ。それで5月1日から15日の間に引越して、15日までに転居届けだしてねって・・・無理! 無理っす!

さすがに引越は6月にずらしてもらったけど、引越費用の調達やら、引越業者の見積もりやら、はじめてのことにテンパりもMAX!!!

 

そして私は、引越しに向けて少しでも物を減らすべく、いらない本をブックオフに売り、いらないと決めたCDやDVDをディスクユニオンに売り、こんなものどうして取っておいたのか?と首をかしげるような雑貨類などをメルカリで売ることに、週末のほとんどを割くようになりました。

 
無事に6月に引越したあとも、タブレットの液晶が割れたり、奥歯の詰め物が取れたり、まだあけていないダンボールのどこかにある「あれ」や「これ」が見つけられないトラブル続きの日々の中で、時間があればHuluで未公開シーン満載の『今日から俺は!』を第1話から最終話まで一気に見たり、深田恭子主演の『ルパンの娘』にはまる私・・・。7月14日のフランス革命記念日には心の中で「Vive la France!」と叫びながらラ・マルセイエーズを口ずさむほどの自称フランス好きながら、結局最後までコミケの新刊準備に取りかかれず、コピー本でお茶を濁すことに・・・。

 

そしてコミケ当日。今年は東館が使えないため、4日間での開催。私が出る評論情報系サークルは、3日目日曜日でした。

暑くて熱中症で倒れる人が出たとニュースでもやってましたね。

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私が配置された「く」の島は、何かしら外国ネタで作っている人たちが集められているみたいで、私の両隣はフランスとフィンランドでした(コミケのセンパイ面するうちのハゲはそこを「外国島」と呼んでました)。

 

なんとかコピー本を作って間に合わせたけど、まー、誰も手に取らない。今やネット印刷が少部数で手軽にできるようになったこともあるんでしょう。表紙がカラーでちゃんと印刷されたもので、なおかつここに来る人たちは「新刊」を求めているのだな、と改めて感じた次第。

 

それとね。既刊本を委託していた同人誌書店から返品してもらって販売するはずが、私の返品手続きが遅かったため、会場で受けとるも、何かの手違いで1冊しか来なかったの!!!!! ギャフン。届いた1号は、瞬殺で売れました。

 

教訓。コミケは新刊、表紙はカラーで印刷で!!!

あと在庫の返品手配はお早めに!!!!


そして今日が冬コミ申し込みの締め切り。次回はフランス革命を描いた日本のマンガがフランスでどう捉えられているのかを調べつつ、フランス革命がフランス文化にどう影響を与えたのかについてまとめたいと思います。

割と何もないとこだけど、家の近所に郵便局があって良かった。無事に申し込み完了。受かりますように。