思春期をこじらせて
昼間にカレーを食べたこと忘れて晩御飯もカレーにしてしまうほど、記憶力の劣化が著しい今日この頃ですが。
時々、ヒリヒリしていた思春期へのノスタルジーに駆られることがある。
ニューヨークタイムズが「人生の一日を費やすに値する」と評したエドワード・ヤンの「牯嶺街少年殺人事件」が4Kデジタルリマスターで2017年3月に公開されていたのだけど、ずっと見逃していた。東京都写真美術館でようやく上映作品を見たのは、かれこれ二週間以上前だけど、まだその衝撃の燃えかすみたいのが、奥の方でチリチリとくすぶっている気がする。
クーリンチェが公開された1991年。。。
私はフリッパーズギターが解散し、途方にくれていた。そして毎日のようにただただトリュフォーやゴダールの映画を熱に浮かされたように観ていた。もっと有意義な学生生活を送っておけば良かったと、今なら思うけど。
こじらせたまま、すっかりおばさんになってしまったことが悔やまれる。
せっかく美大に行ったのに、もったいないことしたなぁ。
だからかな「左ききのエレン」読んでると、光一(主人公。ムサビの視デ)自身はもがいてるんでしょうけど、それでも上だよねぇ、凡人からしたら。と、思って、ついついはまってる。
なんか、最近漫画しか読んでないな。。。